特性
果長28cm前後、いぼが多く鮮緑色で光沢あり。果肉は水分少めで硬く、歯切れ良く、四葉系キュウリに独特な食感を楽しめる。特に漬物や酢の物は絶品。病気に強く耐暑性があり、作りやすい。葉の大きさは、やや小さめ。4-7月の露地栽培に向く。子蔓、孫蔓収穫を中心なので、株間は60cmを目安。10アール当たり1000株程度に抑える。
果長28cm前後、いぼが多く鮮緑色で光沢あり。果肉は水分少めで硬く、歯切れ良く、四葉系キュウリに独特な食感を楽しめる。特に漬物や酢の物は絶品。病気に強く耐暑性があり、作りやすい。葉の大きさは、やや小さめ。4-7月の露地栽培に向く。子蔓、孫蔓収穫を中心なので、株間は60cmを目安。10アール当たり1000株程度に抑える。
主枝の雌花はやや少ないので、本葉7から8枚頃に下部5、6節の雌花、子蔓を切除し生育を進める。本葉15、16枚頃には盛んに子蔓が発生するので、子蔓の1節目で摘芯し、孫蔓の発生を促す。本葉20枚目くらいで主枝を摘芯し、下位4節位の孫蔓、中段以降の子蔓を合わせて5、6本を残して除く。以降に発生する蔓は1節目で摘芯し、果実肥大を助ける。主枝の8、9節目の雌花が開花着果する頃から追肥を始め、以降1週間ごとに窒素主体に100g/m2程度与える。水を切らさないように灌水する。
遅霜の心配がなくなり、最低気温10℃以上、最低地温15℃以上になったころが定植適期で、一般地の露地栽培では5月上旬の頃になります。本葉3枚程度の定植苗になるまで、昼24℃、夜12℃で管理して種まきから1か月程度かかります。速やかに発芽させるためには温度が必要なため春先は特にお風呂の残り湯で保温するなどすると良いでしょう。
生育適期になってからは露地播きでも順調に発芽してきます。
9cmポットに2粒程度播き、昼24℃、夜12℃程度の気温を保ち育苗します。春先は芽切れしたタネを播くようにします。本葉1枚で1株に間引き、本葉3〜4枚まで育てます。
株間60cm目安。畝幅1m。160cm程度の支柱を建て、ネットを張り誘引します。
水はけ、水持ち、日当たりの良い肥沃な土壌が好ましい。
苦土石灰は、150〜200g、完熟堆肥5リットル、肥料分は、成分量で1平方メートルあたりN:P:K=20〜25g:20〜25g:10〜15gを混和し、畝をたてる。元肥が多すぎると、初期の果実の形が乱れる場合があります。
追肥は、1本目の果実の収穫がはじまったころから与えはじめ、1回につきチッソを1平方メートルあたり成分量で3g程度を1週間おきに与えます。キュウリは肥料と水で育てる作物なので、梅雨明け以降は水が切れないようにこまめに灌水します。
パリQならば、25〜30cmで収穫します。取り遅れは樹に負担をかけ、果実品質も劣るので適期に収穫します。
モロッとした独特の食感が生で食べてもおいしい。漬物も絶品