特性
草勢極強、黒腐病等病害に対しても強く栽培容易。定植後80日(秋まき)、65~70日(春まき)目安で収穫可能。紫の方が伸長に数日長くかかる。1株から数十本のカリフローレが収穫できる。
草勢極強、黒腐病等病害に対しても強く栽培容易。定植後80日(秋まき)、65~70日(春まき)目安で収穫可能。紫の方が伸長に数日長くかかる。1株から数十本のカリフローレが収穫できる。
定植前の苗には十分潅水し根鉢を崩さないようにする。
●秋作の注意点:
花蕾の霜は、凍害・腐敗の原因となり、10℃以下で生育遅滞するので、トンネルや不織布の利用が効果的。霜よけは、外葉を数枚花蕾にかぶせる等も有効。
●春作の注意点:
育苗~初期生育期間に低温を回避するよう保温に留意。定植直後は保温のためにトンネル資材を利用し、初期生育が旺盛となるよう留意。
春作(1~3月まき)と夏作(高冷地4~6月まき)、秋作(7~8月まき)の三期まきが可能。
種まき:9cmポットに3粒まき、本葉2~3枚で間引き1本にし、本葉3~4枚の若苗を定植す。
株間:株間35cm、畝間60~70cmに定植。夏は夕方に定植すると良い。しっかり灌水し活着を促す。 営利で定期的な薬剤散布等管理できる場合は株間30cmx畝間65cm、約5000株/10アールを目安。 株間は30cm程度と狭い方が花蕾の伸びが良い。
肥沃で水はけの良い土壌が良い。
成分量で元肥としてN15g、P20g、K15g/㎡。追肥としてN、K 5g/㎡ほど。良花蕾を収穫するためには外葉を大きく育てるのがポイント。
花軸が15~20cmの長さで収穫適期。家庭菜園では下から摘み取り収穫も良いでしょう。直売所出荷の場合、房ごとに分けて穴あき包装資材に出荷用のシールを貼付けて梱包します。予冷は鮮度保持に効果的。
生のままでも良いが、湯通しし、氷水で締めると色上がりが鮮やか。スティックサラダ、バーニャカウダ。ピクルス、煮炊き焼、揚げ相性が良い。紫カリフローレは、茹で汁や調味料に酢を加えて鮮やかな赤紫色に。(お湯で茹でるだけだと一度青色になる。)食べる直前にレモン汁をかけてお皿の上で魔法のように赤紫色に変えるのも面白い。