葉肉が厚く、茎は太くて柔かく、葉は鮮緑色で香りが強く品質が非常に良い。葉の切れ込みは中くらいで側枝の発生の良い、長期収穫の可能な中葉系のシュンギクです。
1平方メートル当たりの施肥量は、移植栽培では窒素35g、燐酸20g、加里20gとし、元肥に60%、 残り40%は収穫の都度回数に分け施します。
肥料切れの場合、収量のみならず品質が大きく損なわれます。 直播栽培では、元肥のみとし、移植栽培の60%程度で良いでしょう。
シュンギクは高温時石灰の吸収が落ち、葉先、芯枯れ症が良く起こります。苦土石灰10gを肥料と共に与えてください。
8月下旬〜9月末くらいが播種適期ですがハウス栽培などでは周年栽培も可能です。2〜3月蒔きは抽苔し易いですが収穫可能です。
夏場の高温時には遮光用の資材を使用しての栽培が良いでしょう。
関東では、移植栽培による摘み取り収穫、関西以西では直播し、株ごと抜き取る根付き収穫が一般的です。
移植栽培では育苗トレーで育苗し、畝巾120cm、高さ10cm程度の平畝に、条間、株間共に25cmの間隔で定植します。
収穫は親枝では株元から4節を残し摘み取り収穫します。その後株元から4本の小枝が発生してくるので各小枝2節を残し収穫します。摘み取り栽培では孫枝まで収穫するのが一般的です。 直播栽培では蒔き溝30cm条間60cmくらいにバラ蒔きし、発芽後間引きし株間10cm程度に揃えます。 冬の寒さにはそれ程強くないため、長期栽培ではハウスで、年越し収穫では最低トンネル被覆は必要です。
土質はそれ程選びませんが、摘み取りでの長期収穫には有機質の多く含んだ肥えた畑が適します。
1平方メートル当たりの施肥量は、移植栽培では窒素35g、燐酸20g、加里20gとし、元肥に60%、 残り40%は収穫の都度回数に分け施します。
肥料切れの場合、収量のみならず品質が大きく損なわれます。 直播栽培では、元肥のみとし、移植栽培の60%程度で良いでしょう。
シュンギクは高温時石灰の吸収が落ち、葉先、芯枯れ症が良く起こります。苦土石灰10gを肥料と共に与えてください。
茎の長さが25cmくらい伸びた時が収穫の適期です。摘み取り栽培で、小枝、孫枝の数を多くすると茎が細くなり硬い春菊となり、収穫の遅れも同様品質を落とします。
一般的な用途は鍋物とおひたしです。韓国では、焼肉の際サンチュと共に多く食されます。 最近は、サラダ用食材としても人気が高まって来ています。