果長は8-10cm、果重40-50gのミニサイズ(特に若どりしているわけではありません。大きくなっても長さ13cmくらい)順調に生育すると各節に複数の雌花が咲き、複数の果実が生ります。
サラダ、漬け物、炒め物等で良好な食味とキュウリらしい香り、皮が薄く果肉のしっかりした食味を楽しんでください。 浅漬けはまるごと漬けてください。市販の浅漬けのもとを利用した場合、通常のキュウリむけに指示されている時間よりも短い時間で漬けあがります。
営利栽培では接木をお勧めします。台木にはQメイトが収量、品質でおすすめです。
定植苗は本葉2.5-3.5 枚の若干若苗を浅植し、開花時期までの灌水は控えめ。栽植密度は10a 当たり1600株(株間60cm)、2400-2500 株(株間40cm、各一本仕立て斜め誘引)も可能。
下位4-5節の子蔓、雌花は取り除き株の充実を図る。その後は各節に1から複数着果させ、穫り遅れないようにする。病害虫防除は発生初期の薬剤散布が効果的。但し散布時の高温・乾燥に注意。
遅霜の心配がなくなり、最低気温10℃以上、最低地温15℃以上になったころが定植適期で、一般地の露地栽培では5月上旬の頃になります。本葉3枚程度の定植苗になるまで、昼24℃、夜12℃で管理して種まきから1か月程度かかります。速やかに発芽させるためには温度が必要なため春先は特にお風呂の残り湯で保温するなどすると良いでしょう。
生育適期になってからは露地播きでも順調に発芽してきます。
9cmポットに2粒程度播き、昼24℃、夜12℃程度の気温を保ち育苗します。春先は芽切れしたタネを播くようにします。本葉1枚で1株に間引き、本葉3〜4枚まで育てます。
「トマトベリーガーデンおいしく栽培土」ならば、1株1鉢。植え付け後は水をたっぷり与えます。
子蔓の発生はごく少ないので、親蔓を育てる。初期6節目までの雌花は摘除する。
水はけ、水持ち、日当たりの良い肥沃な土壌が好ましい。畝はやや高めな方が良い。
苦土石灰は、150〜200g、完熟堆肥5リットル、肥料分は、成分量で1平方メートルあたりN:P:K=20〜25g:20〜25g:10〜15gを混和し、畝をたてる。元肥が多すぎると、初期の果実の形が乱れる場合があります。
追肥は、1本目の果実の収穫がはじまったころから与えはじめ、1回につきチッソを1平方メートルあたり成分量で3g程度を1週間おきに与えます。キュウリは肥料と水で育てる作物なので、梅雨明け以降は水が切れないようにこまめに灌水します。
5〜10cmになったころに収穫します。取り遅れは樹に負担をかけ、果実品質も劣るので適期に収穫します。
手のひらサイズの大きさもかわいらしい。サラダも炒めものもおいしい。