葉かび(Cf-9)抵抗性、ウィルス病(TMV-Tm2a)と萎凋病(R-1)抵抗性を持ち、異常茎、芯どまりが発生しにくく栽培容易な品種です。
花房は初期からダブル中心で1花房あたり15-35果と安定して着果します。1果15g前後、糖度は8度に安定し、裂果が極めて少なく秀品率が高い。
サンチェリーシリーズの名にふさわしい良食味と輸送性、日持ち性を兼ね備えています。
自根は、深根性なので、肥料水分の急激な変化にも鈍感で育てやすい。
促成、無加温、雨よけ栽培に適します。台木はキャディ1号が好適。
適切な温度管理で育苗する
開花前の若苗定植を基本とする
強草勢時は、下葉を摘葉し果房を光線に当てる
6) 弱草勢時は、芽欠きは遅めにし、果房の下の側枝を伸ばし葉2~3枚残し摘芯~葉面積確保
元肥 夏秋栽培 N 10Kg P 20Kg K 15Kg
(10a当たり)
越冬栽培 N 10Kg P 25Kg K 20Kg
抑制栽培 N 5Kg P 20Kg K 15Kg
追肥は、第3段開花時から
10a 当たり、N で2Kg を1段おきに与える
果色は、光沢があり、黒っぽくない。適期に収穫する。
サラダ、フルーツ感覚で食味極良好