果実重2.0~2.5kgで肥大力が抜群に良い。開花後の積算温度で1,000度が収穫目安。
果実形状が安定し、果肉の厚みは均一で花痕部の肥大は少ない。果皮は極濃緑色で、収穫後の変色が少ない。
雌花は8~10節前後に安定して開花し、その後も定期的に雌花が開花する。
収穫後、15~20日で、しっとりとした食感となる。夏期は収穫後1ヶ月以内、秋から冬は収穫後2ヶ月以内での販売を推奨。
栽培方法は、親つる1本、子つる2本、放任栽培が可能。
23節でつるの全長が約3m程。節間が短いので、畝間は3~3.5mと従来の品種より狭くてよい。
日当たり水はけのよい圃場が良い。
元肥は窒素成分で10kg/10aを目安とする。
定植後は完全放任でも、ほぼ同じような位置に着果するので畝に沿って歩くだけで果実を見つけることができる。(従来の品種だと、株ごとに着果位置がずれるので探すのが大変)
煮物にすると、煮崩れしにくく味が染みる。
ゆでてつぶしてパンプキンサラダを作る場合にはきめ細かくつぶれて、マヨネーズの量が少なめでも味がなじむ。