春・夏まきで定植後75日前後で収穫できる中生種。
草勢旺盛、草姿立性で花蕾位置高く作業性に優れる。極濃緑色でビーズの細かい花蕾はドーム形に良く締まり、収穫後の日持ち性に優れる。
環境適応性は高く、広い作型で栽培可能。ボトニングの発生が少ないので春の早まき適性も高い。
茎穴予防のため、元肥の窒素分は抑え目に追肥主体の施肥とする。冬季は肥切れの無い様留意する。各種栄養素の補給源として堆肥を10アールあたり2t程度施用すると良い。また、極端な土壌の乾燥を予防も含めマルチなどを利用すると良い。
春の極端な遅まきは高温障害を起こす場合がある。
春、夏まきで夏~春収穫
9cmポットに5~6粒まき、双葉が展開したら、生育の劣るものを間引き3本程度残し、本葉2枚で2本、本葉3~4枚の時に1本立ちにし、本葉5~6枚まで育てます。
株間33~35cmを目安。プランターならば2株程度。
2年程度は、アブラナ科の植物を植えていない場所に植えた方が良い。土壌酸度pHは6~6.5が目安。肥沃で日当たり水はけ、水持ちの良い土壌が良い。
植えつけ後、本葉が10枚程度になったら、株元に軽く土寄せし追肥する。 その後1か月目安に2回めの追肥、土寄せ。
栽培期間、成分量全量で、平方メートルあたり、N:P:K=20~25:20:20~25g
上記量の2/3を元肥、残りを追肥で与える。
花蕾の直径が12から14cm程度が収穫目安。花蕾重量は、250~300g。春、夏は、品温の低い内に収穫し、速やかに予冷するとよい。
蕾が細かく綺麗なので生かした形で調理するとよい。