結球するルシアは半結球のカステルフランコに比べ栽培が容易で特別な処理をしなくても淡く絶妙な色合いに仕上がる。定植後80日で収穫出来る早生種。肉質もクリスピーで柔らかく、苦味が少ない。
結球し、収穫作業が容易。肉質が柔らかく美味だが、その分やや病気に弱い面があるので防除を徹底する。
早生種なので育苗と定植直後の管理で、高温・乾燥を避けることが栽培のポイント。基本的に秋作で栽培する(春作は困難)。低温には弱く、強い霜は避ける。
秋(7−8月に播種する)発芽に光を必要とするので、覆土は少な目に。発芽適温は25℃。発芽まで5日程度。育苗期間は30日。
本葉3-5枚時に定植する。(関東ならばお彼岸のころまでには定植したい。)定植:株間35cm条間40cm。65cmプランターには最大2株。定植時のストレスには弱いので水分状態を保ち、極端な高温や低温を避ける。
日当たり、水はけよく、肥沃な土壌が良い。
元肥に堆肥3kg/平方メートル、生育が緩慢ならば月1度化成肥料を少量与える。
営利生産の場合、元肥成分量でN12g/P10g/K18g追肥/N5g/平方メートルほど。
結球した株を根元から収穫する。霜が降りる前に結球を促進して収穫する。
サラダのいろどりに良い。