従来のカーボロネロと比較して、立性で揃い性が向上。
収量性や低温条件下での伸長性が改善。
病気などにも強い。
ビタミン、ミネラルを豊富に含んでおり、黒々とした見た目からも想像できるように普通のキャベツより栄養価も高く、市場では高級野菜として売られている。
凍害・霜害にも強いが、乾燥・根痛み・肥切れ等で植物体が弱っている状態では地上部の痛みも出やすいので注意。
春作(12〜3月上旬まき)と夏作(高冷地4〜6月まき)、秋作(7〜8月まき)の三期まきが可能。
128穴セルトレイ利用の場合、本葉3枚ほどの若苗を定植。
株間35〜40cm・畝間60〜75cmで定植し、乾燥条件ではスムーズな活着を促すために定植後にしっかり灌水する。
株間は広いほど株あたりの収量は多くなる。
元肥:N15kg/P20kg/K15kg、追肥:N・K 3〜5kg/10aを2〜3回(長期収穫の場合は、2週に一度を目安に)生育状況に応じて施用。
若々しい健全な葉を下部よりかいて収穫。葉の黄化は下部より進行するので収穫のタイミングを逃さないように注意。
イタリアでは煮込み料理やパスタ、スープなどに利用される。
海外では、トスカーナケール、イタリアンケール、ダイナソーケールなどと呼ばれ、栄養価の高いケールの一つとして人気があある。
栄養価が高く食物繊維も豊富で、抗酸化成分も多く含まれるので、スムージーに入れて飲むのもおすすめ。