根色は光沢のある鮮やかな濃赤色で色むらが少なく、内部色は白。根形は丸型、直径2〜4cm。直根は細く、非常によく揃い、他品種と比較して草勢旺盛で生育は早いが裂根も少なく、大型に仕立てても比較的ス入りが遅く、ボリュームのある収穫物が期待できる。
厳寒期には保温資材、酷暑期には遮光資材を利用。高温期栽培ではス入りがやや早くなるので早めに収穫する。
A)条間15〜20cm、株間2cm程度の間隔で条まきし株間4〜5cm。
B)条間15〜20cm、株間4〜5cmの点播で2〜3粒まきで間引いて1株。
日当たりが良く、軽く排水性の良い土質がよい。
肥料は元肥主体で1平方メートル当たり完熟たい肥2kg、苦土石灰100g、程度化成肥料150g目安に与えよく耕す。
肥切れ時は液体肥料を施して収穫間際まで肥効を利かせる。
窒素過多は、裂根の原因。
イタリアでは他の生野菜、ニンジン、フィノッキオ等と一緒に供され、オリーブオイルと塩をつけてピンチモーニオで食べられる。
薄切りや四つ切してサラダなど。