草姿はやや立性、草勢極強く玉のび良好。葉色は濃緑でやや扁円球となり在圃性に優れる。
定植後75日前後で収穫適期。球重1.3-1.5kgに良く揃い定数詰めに最適。
黒腐・黒斑細菌病に強く作りやすい。
耐寒性強く、年明け2月どり栽培でも良品が収穫可能。
初夏(6月)と11月穫りの作型は若干元肥を少なく追肥主体で生育させる。
2月穫りは生育後半まで肥効を保つよう肥料設計をする。
夏の極端な遅まき・秋まき・年内まきは避ける。
高冷地:4〜7月播き、7〜11月収穫
一般地:2月播き、5〜6月どり。8月播き、11〜2月どり
暖地:9月播き、12〜3月どり
9cmポットに5〜6粒まき、双葉が展開したら、生育の劣るものを間引き3本程度残し、本葉2枚で2本、本葉3〜4枚の時に1本立ちにし、本葉5〜6枚まで育てます。
株間40〜45cmを目安。条間は50cm。畝幅は、1条ならば90cm、2条ならば120cmが目安。
植え付け前にポットに水を十分含ませ、土が崩れないようにする。植え付け後は水をたっぷり与え、活着を促します。夏の定植は、朝よりも夕方涼しくなってからの方が良いでしょう。
2年程度は、アブラナ科の植物を植えていない場所に植えた方が良いようです。土壌酸度pHは6〜6.5が目安。肥沃で日当たり水はけ、水持ちの良い土壌が望ましいでしょう。
1平方メートル当たり、苦土石灰は、120g、堆肥4〜5リットル。元肥として低度化成肥料(N:P:K=8:8:8)150g(成分量で12g)を全層施肥します。
追肥は、生育中2回が目安。1回目は、苗が活着して半月ほどたった頃。 2回めは、芯葉が立って結球をし始める頃。それぞれ低度化成肥料を外葉の先端あたりに1平方メートル当たり60〜70g目安に施し、中耕、除草も兼ねて覆土します。畝の肩の土を削って株元に土寄せします。
キャベツは、乾燥に比較的弱く、乾燥が続くと生育が止まり、肥料の吸収力も鈍り、石灰欠乏症等も出やすくなるといわれています。畑が乾いた時は、夕方に畝間灌水や、株間に水やりします。
玉の上部を押さえてみてしっかりしまったものから収穫します。
冬の寒さにあたった甘味をサラダで