鮮緑色、多く欠刻の入る細葉、葉軸は白く極細で、株張り、株揃いが良く、分げつ旺盛。小株から大株まで収穫ができる早生種。小株では周年栽培が可能。
特に高温期の小株収穫栽培では、播種後30日位より株張りのある株が収穫ができ、独特の香りと歯ざわりのよさは最高です。
サラダ、煮食、漬物用に幅広く利用ができ、市場性が高い。
周年での栽培が可能。小株から順次間引き収穫しながら栽培を継続する。3下旬から5月にかけては 抽苔し易いため小株での収穫が良いでしょう。
直播栽培、育苗定植どちらの栽培でも可能です。
畝巾1m程度の平畝または条間35cm〜40cmに条蒔きします。移植栽培では、収穫時の大きさを想定し 5〜15cmの株間で定植してください。
土壌条件は特別選びませんがPH6.5くらいが良く、有機質に富み水持ちの良い畑が最適です。
堆肥などの有機質の施用と共に、酸性土壌では石灰を施用しておくと安心です。1平方メートル当たりの施肥量は、 窒素15g、燐酸20g、加里10gを基準に元肥重点に施します。追肥は葉の色、生育のスピードなどを勘案して与えます。
収穫までの日数は、夏の高温期、冬の低温期、また収穫をどの大きさで行うかによっても大きく異なります。 春、秋の生育の最適条件下では、サラダ用としての小株の収穫であれば、直播栽培で20〜30日、 大株での収穫であれば30〜40日を目安としてください。移植栽培では更に1週間程度多くの日数を要します。
歯切れの良さを生かしたサラダの材料、大株では鍋物全般に利用できます。3cmを越す大株では浅漬に、 また茎の太くなった部分は他の野菜とともに掻き揚げ等でも美味しく食べられます。