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最新情報

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やさい畑 夏号 2023年8月号でカリフローレ、カリーノケール 、カーボロラーパ、ロマネスコが紹介されました

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「NHK趣味の園芸 やさいの時間」テキスト2023年8・9月号で「カリフローレ 」が掲載されました。

カリフローレとは

茎まで美味しい新感覚の野菜

カリフローレは、茎まで丸ごと食べられる新しいタイプのカリフラワーです。
見た目はスティック状。味にはクセがなく、ほんのり甘みのある味わいが特徴です。
サラダはもちろん、焼いたり茹でたり、話・洋・中どんな料理にも活用できるおいしい野菜です。

茎まであまいスティックカリフラワー。

茎の部分は柔らかく、少し加熱すると鮮やかな緑色になります。

色変わりする「紫カリフローレ」

少量の酢を加えたお湯でゆでると赤紫色がきれいに仕上がります。
中性からアルカリ性のお湯でゆでると青っぽい色になり、
皿に盛り付けた後、食卓でレモン汁などをかけると一瞬で色が赤紫色に変わります。

青果の購入

時期により扱いがない場合もあります。
直売所や青果売り場でも見かけることが増えています。
パッケージやシールが目印です。

店舗内容の名称をクリックするとそれぞれのページが開きます。
地域・販売 店舗内容
通販ポケットマルシェ(外部リンク)
通販食べチョク(外部リンク)

栽 培

種まき

温度条件

発芽適温は18〜25℃。高温ほど発芽促進する。
育苗適温は20〜25℃。 15℃以下では生育不良、30℃以上では軟弱徒長。

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育苗

資材と条件

 128穴セルトレイ利用の場合、本葉3枚程度の若苗を定植する。秋は、200穴プラグでも良いが無理をする必要は無い。
育苗を行う場所は、日当たり、風通しの良い場所(ベンチ育苗)。発芽後、子葉展開時の水分過多は、胚軸が伸び、徒長の要因になるので注意する。
育苗期間は、春作〜夏作(冷涼地)で35〜40日目安、秋作は育苗期間25〜30日。
高温期には遮光(50%程度)を行い、地上部の日焼けを避けるようにする。遮光する時間は晴天時の10〜15時とし、苗の徒長を防ぐ。

定植

元肥と追肥

 10aあたりN:P:K=15:15:13㎏。元肥主体で、生育をみながら追肥。生育後半に窒素系の肥料で花蕾の品質が良くなる。
酸性条件下では、根こぶ病が発生しやすく、生育不良になりやすい。また、ph7.0以上では微量要素の欠乏が出やすい。

定植

 株間35cm、畝間60〜70cm目安。10aあたり4,000株前後。(出荷量は、100g詰めで20,000〜30,000袋目標)。
高温期には、定植後にしっかり灌水して、初期生育を促し順調な活着を心掛ける。

栽培のポイント

日除け

 外葉を大きく作ることが重要。
日焼けによる花蕾の変色を避ける為に外葉を折り曲げてかぶせるのは有効。 苗〜初期生育期間に低温を回避するよう保温に留意。定植直後は保温トンネル資材を利用し、初期生育を旺盛にする。

保温・霜よけ

 収穫直前の花蕾への降霜は、凍害・腐敗の原因。10℃以下で生育が緩慢になるので、トンネルや不織布が効果的。簡易的に外葉を数枚花蕾にかぶせて直接霜が当たらないようにするのも良い。

収穫

 花蕾が緩んできた頃が収穫適期。
 花蕾を小分け調製するので、一部分で出荷できる。そのため全形が整っていないといけないブロッコリー、カリフラワー等と比べると青果歩留まりは高い。

花蕾を切り分ける手順(動画1分)