「ミルキーシュガー」低温でも発芽するスイートコーン

ミルキーシュガー芽生え

写真は、平均気温15℃の屋外でプラグトレイに播種した「ミルキーシュガー」

ミルキーシュガー発芽

品種のコンセプト

「ミルキーシュガー」は、低温条件下でも発芽・伸長良好な新シリーズ品種です。

ミルキースイーツ同様にジューシーで甘いイエロースイートコーンで、食味はそのまま、大きめの穂の収穫が期待できます。 低温での発芽力が強いので、春の早い時期の作型から使用できます。

「ミルキーシュガー」の発芽の秘密

低温での発芽力は15℃での発芽試験での結果からよくわかります。

「ミルキーシュガー」は理想的な発芽適温の25℃より低い温度でも芽や根が伸びます。その結果、低温下での伸長も良く、その後の生育が順調に進みます。

同時播種、同時管理で、このくらいの生育差がみられました。

なぜ発芽力が強いのか?
秘密はふっくら充実したタネにあります。

タネ比較

従来のスイートコーン品種のタネは、薄く、シワが強い形状をしています。

「ミルキーシュガー」は、ふっくらと厚みがある形です。

タネも重く、写真のサンプルでは、「ミルキーシュガー」が1000粒で212g、一般的な品種では1000粒で149gでした※。

ふっくら充実しているので低温下でもスタートダッシュが際立ちます。

(※タネの重さは一例です。生産年や地域により変わります。)

「ミルキーシュガー」のラインナップ

タネ袋

「ミルキーシュガー」は熟期の違う2品種をラインナップ。

  • 春の1番早い時期には「ミルキーシュガー80」
  • その後の作型は「ミルキーシュガー80」でもいいですが、「ミルキーシュガー85」の方がより大きめの収穫が期待できますので使い分けをお勧めします。

作型や地域によって使い分け使いこなしてください。

ミルキーシュガー80のカタログ ミルキーシュガー85のカタログ

トキタ種苗株式会社(本社)
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