ヴェネチア

グストイタリアシリーズ 発色鮮やかな早生品種

特性

赤ラディッキョは、チコリの品種群で葉脈が白く葉身が赤紫色で食べるとほろ苦い味が特徴。丸形をしたキオッジャ系と呼ばれるものは、アドリア海に面したキオッジャ市が名産地。他より比較的。他より比較的葉が柔らかいので、オリーブ油とワインビネガーであえたサラダで生食されることが多い。油と酸とほろ苦さの組み合わせで癖になる食味になる。
直径12cm位の球形で赤と白のコントラストが美しく気温に関係なく発色が良いのが特長。早生の70日タイプ。

栽培上の注意

低温には弱いので、結球させるならば、秋の遅まきは避けるとよい。結球すると赤と白のコントラストのきれいな青果がとれます。巻きが緩く光が入ると白い部分も緑色がかるので、外葉を大きく育て結球させるのがポイント。

播き時期

一般地 7〜8月
高冷地 7月

播種方法

発芽適温は20℃、発芽迄1週間位かかる。移植栽培がお勧め。育苗鉢に1か所2粒播き、発芽に光が必要で、覆土は極力少なくする。
育苗時、定植後も葉は緑色を保つように管理するのが良い。水分と温度管理がポイント。

植え付け

本葉3枚、葉長5cm位で株間25cm畝間40cmに定植する。

土壌条件

日当たりがよく、肥沃で水はけのよい土壌が良い。

肥料

元肥で、堆肥3kg/1平方メートル。生育が緩慢ならば月1回株元に化成肥料を少量与え、秋は降霜直前まで結球を促し収穫する。
秋は外葉が大きく育っていないと葉枚数が足りず結球が不十分になる。

収穫

しっかり結球した株を株元から刈取り収穫する。

料理

他のラディッキョよりも比較的葉が柔らかいので、オリーブ油とワインビネガーで和えサラダで生食やグリルすることも多い。