2020-02-19記事掲載

夏ネギから冬ネギまで使用可能な「大河の轟き」 第67回千葉県野菜品種審査会(ネギ・秋冬どり)一等特別賞

千葉県横芝光町で2020年2月18日に開催された、第67回千葉県野菜品種審査会(ネギ・秋冬どり)『大河の轟き』が 一等特別賞となりました。
8月6日定植ということで一番の酷暑期からスタートする厳しい作型でした。
夏越し中の欠株で補植した他社品種もある中、「大河の轟き」は補植せず、残存率は95%。他は補植を含めても75%のものもあったようです。
数多く残存したものの中でも秀品率(A品)は、大河の轟きが83%。 他品種は50%ほどのものもありました。
「大河の轟き」は分けつの発生もなく、品種の特長である、肥大性、伸張性を実証できました。今年の陽気で抽苔の発生も早いですが、「大河の轟き」は問題なし。
暖地の年明け収穫作型の産地にも広く使ってもらえる品種だと思います。

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