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職種紹介
14のキーワードで知るトキタ種苗の仕事
良い品種を作ることが目標です。既存概念にこだわることなく10年先に求められる特性を見据えた育種目標を設定し、交配により品種改良を行います。日常の業務は、担当作物の栽培管理や選抜検定といった圃場やハウス内での仕事となります。農場内の試験で一定の評価が得られた新品種は、実際の産地の生産者の元で試験栽培にかけられます。育種担当者も生育状況の調査や意見収集に当たります。
良い品種を作るためには、栽培試験で形質を確認することはもとより、化学的な分析も必要となります。開発育種部門と連携して様々な技術を開発実施します。
DNAマーカーなど分子生物学的な解析を実施し品種開発の期間を短縮する。
栄養素や機能性成分などの豊富な野菜が求められるなか、基礎データの分析も実施します。
植物の耐病性判断に関わる基礎技術の開発、解析する部署です。
試験栽培の結果を元に生産が決定された新品種や既存品種を国内や海外の適切な生産地で種子を生産します。
F1品種であれば原種の雌雄を作付けし交配し生産します。品目とエリア別に担当し、採種地での生育調査や技術支援を行い高品質な良い品種の安定供給に取り組みます。
国内や海外で生産された野菜の種子を大きさや重さ、色、形などの違いで精選し、高品質の種子に調製します。
種子は生き物なので、均一に仕上げていくことは難しいですが、様々な機械や技術を駆使して生産者の皆さまに求められる良い品種を提供します。
最終的な種子品質の見極めを行います。生き物である種子は、外見だけでは品質の判断がつかず、ロット別にサンプリングを行い、実際に発芽させて品質を確認します。
ISTA基準に準拠した発芽試験環境下で、作物ごとに設定されている期日ごとに観察し、発芽数や発芽の状態を計測記録します。
試験の結果はオンラインで全社で共有します。
種子調製課で調製され、品質管理課で品質が確認された種子を絵袋やスタンドバックなどの容器に充填し、印字やラベルで必要な表示をし、外観を整え商品とします。
種子を栽培する人に届ける商品となる工程であり、品質を落とすことなく、取り扱いしやすい形で、必要な情報と共に良い品種をお客さまに届ける部署です。
受注から出荷までの手配をします。全国の販売担当や種苗店等からの注文を整理し、仕入れや出荷の手配を行います。
一連の業務で、一つでもミスがあるとお客様に迷惑がかかるため、正確さが求められます。
受注した商品を適切な手段で安価に確実にお客様に届ける実務を担います。
海外向けの出荷では航空貨物や海上輸送を手配します。
世界各地域の情勢をみながらベストな選択を行い正確な処理を実施します。
良い品種も栽培されて青果にならなければ、意味がありません。
品種の魅力をわかりやすく生産者に広げます。
生産現場からの情報を整理して育種担当者や販売担当者にフィードバックし販売拡大に繋げる仕事です。
良い品種の青果を消費者に届けるため、生産者と青果の流通、消費者を繋げる仕事です。
生産者に向けては生産技術を伝え、流通関係者と青果生産を計画し、消費者に食べ方を伝えます。
良い品種の情報を広く伝える仕事です。
栽培技術、調理方法、良い品種を作るための情報を様々な手段でわかりやすく報じます。
良い品種の開発、販売をコンピューターシステムの面から開発管理します。
良い品種を日本はもとより、世界各国の食卓に届けるため、種子や資材を販売します。
各国の農場で育成された新品種は、販売部・外国部により各地で試作、調査が実施され、青果の利用者の評価もみて販売品種となります。
良い品種の種子や苗を、国内外の種苗店、農協、大規模生産者に紹介し信頼と実績を積み上げて販売します。
数多くの良い品種が、世界各国の野菜畑で豊かな実りをあげ世界の食を豊かに彩る仕事です。
良い品種を提供するスタッフを支える会社にとって必要不可欠な仕事を遂行します。
販売部や普及室、開発の仕事と比べると裏方の役割ですが、業務が遅滞すると社全体の仕事が回らなくなるので、社員全員に対する仕事を纏めているという責任感も必要な仕事です。