果菜類
ズッキーニ
抑制栽培で8月に植えたものは生育前半。台風対策で立ち栽培は支柱を補強するなどすると良いでしょう。アブラムシなどによるウイルス病などが発生している場合、治療薬は現状存在しない。
- ウイルス拡散を防ぐため株を抜き取り地中深く埋める。
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ウイルスは摘葉、収穫などに利用するハサミを通じて接触伝染する可能性がある。ハサミの消毒や発病の疑いのある株の作業は最後に回す。
予防としては
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圃場周囲の雑草が感染源になることがあり、日頃から除草に努めアブラムシの繁殖・増殖を抑える
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ウイルス拡散を防ぐためアブラムシの防除を徹底する。 薬剤散布や捕虫シート(凸凹キャッチャー)を使用する。凸凹キャッチャーは圃場周辺に下げておくと予察に使用できる。
ミニトマト
中間地で9月上旬の時点で果実が着果していない場合10月以降の収穫は期待できないので片付けに入って秋野菜の定植を考えた方が良いでしょう
葉菜類
コマツナ
栽培しやすい時期になる。気温のあるうちは春のセンバツなどが栽培しやすい。9月の上旬は気温が高いことも多い。高温による発芽不良や播種後に乾燥させないように注意する。
根菜類
土寄せや雑草防除を実施する。
秋まきの準備
圃場の準備
春まきの野菜を片付けて秋まきの準備を行う。
マルチ栽培の場合は土が湿っている状態で畝だてなどを行う。
9,10月の定植時期は虫の活動も活発なので定植直後に食害に合わないようにネットなどの使用を前提に畑やプランターを準備する。